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実際の手段を見てみよう。 株式投資 その2

銘柄の選び方
1、機関投資家、外国人が注目する銘柄
株式市場では機関投資家や外国人投資家の影響力は個人投資家のそれよりもはるかに大きいものです。彼らが関心を持っている銘柄を注目していけば、比較的安全と言えるかもしれません。特に、外国人投資家は株価の上げ下げを非常に厳しく見ていますので、株主構成で外国人の持ち株比率が高い企業は有望だと見ることもできます。

2、成長性が高い銘柄
企業の売上と純利益が継続的に伸びている成長企業は、今後も株価が上昇する可能性が高いと見ることができます。新技術を開発したり、有望な事業に進出したりしている企業も注目する価値があります。

3、安全な銘柄
当たり前のことですが、どちらかといえば「ハイリスク・ハイリターン」の銘柄よりも、株価の上げ下げの変動が少ない銘柄を中心に選んだほうが安全です。「どれだけ利益を出せるか」ということもそうですが、「どれだけ損失を少なくできるか」ということも非常に重要です。むしろこちらのほうが大事かもしれません。

4、出来高の高い銘柄
株価下落による損失を最小限にしようとするとき、出来高の高い銘柄は、取引も活発なので保有株式を速やかに売却することができます。出来高が少ないと処分が遅れ、その間に損失が大きく膨らむ可能性もあります。

5、株価の割高・割安に注意
競争力もあり、業績や財務内容もよく、しかも株価が割安な銘柄は、下落相場からの反発時にいち早く上昇する可能性があります。

売買のタイミング
売買の基本は「安く買って、高く売る」ことにつきます。しかし、高いには高いなりの安いには安いなりの理由が必ずあることを忘れてはいけません。自分の投資のスタンスをしっかりと持ち、予想通りの展開になっていたら、積極的に利益を狙い、予想と反対の方向に行ったら、早急に手仕舞う(区切りをつける)ということが大切です。

1、売りは迅速、買いは悠然
「売りは迅速、買いは悠然」という言葉があります。どうせ売るなら高く売りたいと思うのが人情です。売りの好機は一瞬で、それをなるべく逃がさないようにすることが大切です。一方、買いは心にゆとりももって幅広く銘柄を選ぶことができます。ですので、買いはどっしりと構えて検討できるということです。売るときには前もって決めていた目標の売値まで来たら悩むようなことはせずに、機械的に売ってしまったほうがいいということです。もちろん、その後にさらに値を上げていっても後悔はしないことが大切です。

2、頭と尻尾はくれてやれ
この言葉は、最高値や最安値を当ててやろうというような気持ちはもたないほうがいいという意味です。売買をする時は誰でも最も安い値段で買って、最も高い値段で売りたいと思います。しかし、実際にはそれらを当てることはほとんど無理なことと言えます。最高値、最安値にとらわれていると結局売るタイミング、買うタイミングを逃してしまうことになりかねません。相場の流れを読んで、あまり無理をせずに適当なところで売買を行うようにしたほうがいいということです。

3、売りも買いもはっきりしなければ、しばらく待つ
急激に値を上げてきた銘柄は、すぐに買いたいと思うものですが、いつ上げが終り、下げに転じるかわかりません。単なる一時的な人気だけに惑わされず確かな材料で買われているかをしっかりと検討するなど、余裕をもって判断することが肝心です。しかし、それにより絶好の機会を逃してしまう可能性もあるのでそこが難しいところです。

4、下落分の半値を取り戻したら深追いせずにその場で利益を確定させる
一旦、底を売って上昇に転じた場合、どうしても上がるのには限界があります。
直近の高値付近は、利益を確定しようという売りが多く出る可能性がある為に、その辺で欲張らずに半値付近で売って利益を確定させたほうが無難ということです。

損を抑える方法
1、どの銘柄でも5%のロスを絶対に出さない
個人投資家にとっては資金の一定額を常に確保しておくのは非常に重要です。それは、資金がなくなれば即、投資機会を失うことになるからです。5%まで下がったら感情に流されず機械的に売ってしまい、それ以上の損失を出さないようにすることも重要です。

2、10%から30%上がったら必ず利益を確定する
株は10%〜30%くらい上がると、いったん下がる傾向があります。ですので、これくらい上がったら利益を確定してしまうことです。1のロスを出さないようにすることと、2のことを守るだけでも長期的には損をしない仕組みにできます。10%〜30%で利益を確定しロスは5%でカットすると3回くらいロスを出しても、1回利益を確保するばトータルでマイナスになることは避けることができます。

3、10%上がったら、3%の利益をまず確保しておく

3%というと少ない利益のような気がしますが、長期的に見れば大きな利益になっていきます。3%の利益を失うよりも確保しておくことによって後悔をしないで済みます。

4、15%上昇したら10%の利益を確定し、20%へとターゲットを変える
プロの投資家は15%上がった時点で持ち株の半分を売り、次の20%を狙っていくといいます。

情報収集の方法
1、株価を左右するポイントを知る
株式投資をするのであれば、株価はもちろん、株価を左右する政治や経済の動きに常に注目し重要な情報は見逃さないようにしなければなりません。ですので、まずは株価を動かす要因にどのようなものがあるかを把握する必要があります。
政治面では、政府の発表する経済政策、新しい制度の導入、規制緩和などが株価変動の大きな要因になります。総選挙の結果も株価の変動要因の一つです。
経済面では企業業績に影響の大きい円相場の動向、国際的な商品市況がまず大きなチェックポイントです。企業の業績は当然、株価に大きく影響しますので、決算の内容はもちろんのこと、新製品や新たなサービスの発表なども重要なポイントです。新たに発表された製品やサービスが、新たな市場の開拓につながるような画期的なものであれば、企業の業績に直結しますので、株価が急騰する可能性も大いにあります。国内・海外企業などとの提携話や海外、特にアメリカの経済の動向も大きな影響を与えます。

2、新聞を多方面からチェックする
これらの情報を得るために新聞は重要な役割を果たします。毎日、政治、経済、社会面は十分にチェックする必要があります。特に日本経済新聞は個別企業の株価の動向なども掲載されるので、要チェックと言えます。新聞には東京証券取引所が集計している投資主体別売買動向も掲載されています。これは、機関投資家や外国人投資家など投資家別の動向をまとめたものです。大口の取引をする機関投資家や外国人投資家が売りと買いのどちらの姿勢に傾いているのかも重要なポイントです。

3、専門資料を活用する
上場企業の業績や株価の動向をまとめた専門の資料として有名なのが東洋経済新報社の「会社四季報」です。これには上場企業全社の売上や利益、ROE(自己資本利益率)といった業績の推移、業績に対するコメント、株価の推移などが掲載されていて、各銘柄の概略をつかむのに大変便利です。

4、インターネットを活用する
各証券会社のホームページから株式投資の仕組みに関する情報、株価に関する情報、関連用語の解説などの情報を得ることができます。銘柄の情報は有料になりますが、基本的な情報は無料で見ることができます。このほか、新聞社やビジネス系の出版社などが提供している株式情報サイトや株式投資の関連情報を提供するメールマガジンなども活用できます。株式専門の掲示板の情報もありますが、ここには買い煽り、売り煽りの書き込みなどがある可能性もありますので、自分自身の投資スタンスがしっかりしてから参考程度に見るといいかもしれません。

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