|
|
|
| ■金持ち父さん現実化講座 〜金持ち父さんのキャッシュフローゲームを現実に活かすために〜 |
 |
実際の手段を見てみよう。 株式投資 その1 |
「金持ち父さん」を読んで、多くの方が考えるのが「株式投資」だと思います。実際にはやったことがなかったり、仕組みというものもそれほど詳しく知っているわけではないけれども、新聞やテレビなどで頻繁に耳にし名前だけは誰でも聞いたことがあるものなので、親しみがあり、そういう意味ではとっつきやすいものだと言えます。最近はミニ株といったものもあるので、比較的少ない資金で始めることができるものの一つです。
ここでは株式投資についての一般的な事をごくごく簡単に書いています。当然ですが、すべて書ききれるわけもなく、ほんの触りに過ぎませんし、実際の「株式投資」は数え切れないほどの要素が複雑に絡み合った世界です。実際に投資する際には、徹底的に勉強する必要がありますし、専門家に相談した上で、自己責任において行動することが重要です。
「株で生活」・・・なんとも甘美な響きです。やり方しだいによっては、少ない元手を何倍・何十倍、時には何百倍にも増やし、大きな利益を得ることができます。収益性が高く、しかも10万円程度(ミニ株ならさらに少ない資金)から取引がきる株式投資は有力な方法と言えます。
しかし、何倍にもなる株式を見つけるのはかなり難しいのも事実です。実際は3割高を狙える株式銘柄を再投資(複利)方式で確実に利益を積み上げていくといった感じでしょうか。
バブル崩壊後10年が経ち、日本は長期の不況の時代を経験しました。日経平均株価も1989年12月の38915円から2003年4月の7607円まで、なんと80.4%も下落しました。しかし、バブル後の厳しい経済環境を経て、今は復活の兆しが見えていると言えます。これからの株式投資の環境は追い風になっている言えるかもしれません。
また、個人投資家にはインターネットという強力な味方が登場しました。現在は情報量も取引のスピードもプロの投資家に近いレベルになってきています。
株式投資に必要な3つの余裕
株式投資は大きな魅力がありますが、一方で値下がりのリスクが伴うことも決して忘れてはいけません。目先の利益にとらわれて安易に手を出すと大ヤケドをし、手持ちの自己資金をほとんどなくしてしまったということにもなりかねません。
株式投資を行う際には以下の3つの心構えが必要だと言われます。これを守れない人は株式投資をやらないほうがいいというほど重要なものです。
この3つの余裕がない方は、株式投資に関する十分な知識を身に付け、実際の投資に備えて余裕ができてから始めても遅くはありません。株式投資は決して無理をしてやるものではありませんし、投資の機会もこれからいくらでもあるのですから。
その3つの余裕とは・・
1、資金の余裕
2、心の余裕
3、 時間の余裕
の3つです。
1、資金の余裕とはどういうことかというと、使う時期や目的がはっきりしている資金はもちろんのこと、突然の出費に備えての資金も株式投資には使ってはいけないということです。このような資金を株式投資にあててしまうと、いざ必要な時にちょうど株が値下がりしていて、しかし必要なのでやむを得ず売却をして結局損をするという事態になりかねません。最悪、このお金がなくなってしまっても生活に支障がない、大丈夫という資金で投資をするべきです。
2、心の余裕も必要です。株価は毎日動いています。素早い行動が必要な時も当然ありますが、焦って行動するということは禁物です。売買は自分の投資スタンスをはっきりさせて、明確な目標を持って行うべきです。
3、3つ目の時間の余裕ですが、株式は買っていつ上がるかというのははっきりわかるものではありません。時には目標とする数値まで数ヶ月かかることもあります。しかし、なかなか上がらないからといってすぐに銘柄を乗り換えることは、バタバタと忙しくしたあげく結局、高値で掴んでしまい損をするということもあります。やはり自分のスタンスをはっきりとし、自分で選んだ銘柄は時間的な余裕のもとでじっくりと検討することも必要です。
そして、繰り返しになってしまいますが、一番重要なのは最終的には「自分の判断と責任において行う」ということです。
いきなり経験者と同じことをやろうとしてもできるわけがなく、基礎をしっかりと勉強し、経験を積んでこそ、様々場面での売買の判断能力を身に付けていくことができるようになるのです。特に情報の取り扱いに関しては注意が必要です。積極的に活用すべきではありますが、他人がいいと言っていたからという理由だけで投資をしていたら、いつまでたっても投資のスキルは上がっていきませんし、結局は損ばかりする結果になるでしょう。
株式投資は欲を抑えて、確実に利益を出し続けることが大事です。その為にまずはファンダメンタルズ分析で投資する企業を選び、次にチャート(テクニカル)分析で売買のタイミングをつかみます。特に思惑が外れて株価が下がってしまっている場合にチャート(テクニカル)分析が非常に有効です。
銘柄は投資保有期間が短期向き、長期向きなど様々なものがありますが、その判断をチャート(テクニカル)分析に従って実行するのです。いかに損失を少なくして、利益を最大化させるか、つまり「損きり」が重要です。
株式投資は自分自身の「恐怖と欲望との戦い」です。
「恐怖と欲望が仕掛ける人生の罠」=「ラットレース」とよく似ていますね。
大半の投資家は株価が上がると強気になり、株価が下がっていると弱気になります。株価が上がっていると「もっと上がるかも・・?」と欲を出して、高いのに買ってしまったり、逆に下がっていると「もっと下がってしまうかも・・?」と下がる恐怖から、割安な買い時になっても買えず、結局買い損ねてしまったり、底値近くで売却してしまい損失を出すこともあるのです。こういったことを避けるには自分のスタンスや原則を必ず守り「恐怖と欲望との戦い」に勝つように訓練することが重要です。
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズとは「経済の基礎的条件」のことです。
経済のマクロ面あるいは個別企業の財務状況などのミクロ面についての指標を意味します。 ファンダメンタルズに注目した投資手法をファンダメンタルズ分析と言い、経済環境や投資対象となるそれぞれの企業の投資価値を綿密に調べ判断をする投資方法です。株価は会社の業績などで決まるという考え方です。
ファンダメンタルズは銘柄選択の基本です。株式の購入では、検討している銘柄の投資価値と株価を見て、どの程度の株価なら割安なのか、割高なのかを判断する基準のことです。
基本的なものは・・
1、利回り
2、株価収益率(PER=Price Earnings Ratio)
3、株価純資産倍率(PBR=Price Bookvalue Ratio)
の3つです。
1、利回り
利回りとは株式に投資した資金の何パーセントが配当金として手元に残ってきたかを計る比率で、預貯金や公社債などの金融商品でも使われている尺度です。
「利回り(%)=1株当たりの年間配当金÷株価×100」
で表されます。
配当金が一定であれば株価が低いほど利回りは高くなります。つまり利回りが高いほど投資効率が高いと言えます。
2、株価収益率(PER)
株価に大きな影響を与えるのは企業の業績なので、最近では収益に対する株価の水準を表す株価収益率が投資の尺度として重視されるようになってきています。
「株価収益率(倍)=株価÷1株当たりの税引後利益(年間)」
で表されます。
1株当たりの税引後利益は、前期の実績を用いることもありますが、通常は今期の予想利益を用います。毎期ごとに変動する1株当たりの利益を用いているので、企業業績を判断するのに適した指標といえます。しかし、株価収益率には、何倍までであれば買いなのかという基準はありません。ですので、同業種の銘柄や業界平均の株価収益率と比較することが必要です。
3、株価純資産倍率(PBR)
株価純資産倍率は企業の資産内容に着目した指標で、株価が株主の持分である企業の純資産に何倍の価値をつけているかを表しています。株価の下落のメドを探る指標として使われています。
「株価純資産倍率(倍)=株価÷1株当たりの純資産」
で表されます。
倍率が高ければ自己資本に比べて割高、低ければ割安ということになります。
純資産とは総資産から負債を引いたものです。貸借対照表では、株主資本(自己資本)として表記されているもので、資本金、資本準備金、利益準備金などで構成されています。
チャート(テクニカル)分析
チャート(株価の動き)の形から相場の上げ下げや流れを分析・予測する方法とチャート(テクニカル)分析と言います。株価や出来高などの数値を統計的、心理的に分析して将来の相場を読み取っていくのが基本です。
代表的な「ローソク足」と「移動平均線」について見てみましょう。
ローソク足
ローソク足とは、ある期間の株価の動きを4つの値で表します。
始値(その期間の一番最初に売買が成立した値段)
高値(その期間に最も高く成立した値段)
安値(その期間に最も安く成立した値段)
終値(その期間の一番最後に成立した値段)
の4つです。これを「4本値」と言います。
チャートには1日の動きを表した日足、1週間の週足、1ヶ月の月足などがあります。日足で表すと激しい動きでも週足、月足になるにしたがい波の大きさは小さくなっていきます。ですので、大局的な動きを見るには、週足や月足などのほうが向いています。
チャートは株価が現在どの位置にあるのかを示してくれますので、投資判断には欠かせないモノサシだと言えます。また、チャートは株価の平均値を表す移動平均線とともに用いられるのが一般的です。両者を組み合わせて投資時期の参考にします。
移動平均線
移動平均線とは一定期間の株価の終値の平均を表した線のことを言います。例えば、6日移動平均線という場合は、常に直近の6日間の終値の平均を線にして表します。13週移動平均線という場合は、13週間の毎週の終値の平均を表します。
|
|